EVolity株式会社

公開日:2025/09/05
EVolity株式会社 引用元:https://evolity.co.jp/
会社名EVolity株式会社
住所東京都中央区銀座8丁目21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル 6階

EVolity株式会社は、丸紅とパナソニックHDの合弁によって2023年に設立された企業です。商用EVの導入をはじめとする周辺領域の課題解決を通じて、サステナブルな社会の実現を目指しています。今回は、そんなEVolity株式会社の特徴や魅力をくわしく紹介します。

丸紅・パナソニックHDが持つ強みを統合した新体制

EVolity株式会社は、総合商社である丸紅株式会社とパナソニックホールディングス株式会社が出資し、2023年に設立された合弁会社です。両社が持つリソースを結集し、EV導入を検討している企業に対して、総合的なサポートを提供しています。

丸紅は、世界各地で事業展開するネットワークとエネルギー・インフラ分野における調整力を強みとしています。一方のパナソニックホールディングスは、バッテリーや重電技術に関する長年の研究実績と豊富なデータを持ち合わせており、EVのライフサイクルを見据えたソリューションを開発してきました。

EVolity株式会社は、これらの強みを融合することで、EV導入に伴うあらゆる課題の解決に取り組んでいます。

EVの導入から運用まで包括的にサポート

EVolity株式会社の最大の特長は、EVの導入から運用・管理に至るまでをワンストップで支援できる体制が整っていることです。単に車両を販売・リースするだけでなく、導入計画の立案から充電インフラの構築、運用管理システムの提供までをトータルでサポートしており、企業はスムーズにEV導入を進めることができます。

EV導入計画を策定・提案

EV導入を検討する企業にとって最初の課題が「どの車両をどの台数導入すべきか」「どの拠点にどれだけ充電器を設置すべきか」という具体的な計画作りです。とくに、複数拠点を展開する企業においては、各支店に加えてそれぞれの施設管理会社との調整が必要となり、手間も時間もかかります

EVolity株式会社では、現行車両の運行を分析したうえでEV適合拠点を見極め、テスト導入から本格導入のパターン別投資プランを提案しています。これにより、無駄な投資を避けつつ、将来的な拡張性も見据えた計画が立てられます。

EV車種・充電器機種の選定

EVと一口に言っても、メーカーや車種によって性能や用途は異なります。また、充電器についても、急速充電・普通充電、出力の違いなど、さまざまな種類があります。

EVolity株式会社は、メーカーや機種を問わず、幅広い選択肢の中から最適な組み合わせを提案できるため、用途や予算に応じて最適な導入が可能です。

EVリース・中古EVリースを提供

初期費用を抑えて導入したい企業に向けて、EVリースや中古EVリースを提供しています。電池の劣化度合いを診断・予測する独自技術を駆使して、将来的な価値を踏まえた残価設定を行っています。これにより、リース料金を抑制し、手頃な価格での導入が可能です。

また、中古EVリースにおいても、電池劣化状態と異常予兆をモニタリングすることで、中古によるコストメリットと安心感の両立を図っています

充電インフラ整備を提案

EVの安定運用に欠かせないのが、充電インフラです。EVolity株式会社では、パートナー施工業者と連携し、計画段階から設置完了まで一貫してサポートしています。

拠点ごとの電力契約や利用状況を踏まえて、必要な充電器の種類や台数、設置場所を複数パターン提案しています。駐車レイアウトや建物の構造上の制約はもちろん、今後の拡張性も見据えた提案により、最適な充電インフラ導入を実現します。

運行管理・充電管理をリアルタイムで一元管理

EVの運用においては、車両の走行距離や位置情報を把握する「運行管理」と充電器の稼働状況を管理する「充電管理」の両方を適切に行うことが大切です。EVolity株式会社では、これらの管理を一元的にサポートするフリートマネジメントシステムを提供しています。

システムを導入することで、車両の稼働状況や充電状態をクラウド上でリアルタイムに把握することができ、管理負担が軽減されます。従来は、管理者が現場を巡回して1台ずつチェックする必要がありましたが、PCやスマートフォンで一括確認できるようになるため、本来の業務に専念できるようになります。

常時モニタリングと自動アラート通知によってトラブル防止

EVを運用するうえで避けて通れないのが充電トラブルです。充電の差し忘れや接続不良、想定外のバッテリー劣化といったトラブルが発生すると、業務に支障をきたす可能性があります。

こうしたトラブルを防ぐために、EVolity株式会社のシステムにはアラート通知機能を搭載しています。車両の稼働状況や充電ステータスは常時モニタリングされており、異常を発見するとスマートフォンやメールで自動通知します。

万が一、充電忘れなどのトラブルが起こったとしても、早期発見によって業務への支障やサービス低下を最小限に抑えられます。

EV導入効果データを自動集計

EVolity株式会社の管理システムには、データ分析・報告機能が備わっており、EV導入による効果を数値として自動集計できます。たとえば、CO₂削減量や燃料費削減額といった環境・経済両面の効果を算出し、必要なタイミングでレポートを作成できるため、社内外への報告がスムーズになります

企業にとっては、導入の成果を客観的に証明できるため、ESG経営やSDGsへの取り組みを対外的にアピールする際に役立ちます。

EVとガソリン車の運行を一元管理できる

EVolity株式会社の管理システムは、EVだけでなく、ガソリン車を含む既存の社用車とも連携することができます。つまり、EVとガソリン車が混在する過渡期においても、すべての車両の稼働状況や走行距離、燃料・電力消費量を一つのプラットフォームで把握できます。

これにより、管理者は車種ごとに異なるシステムを使い分ける必要がなくなり、運行管理の効率が大幅に向上します。また、ガソリン車とEVを比較した運用コストや環境負荷が可視化されるため、今後のEV導入計画や経営判断にも活用することができます。

混在期特有の「管理が二重化してしまう」という課題を解消できる点は、多くの企業にとって大きなメリットといえるでしょう。

充電電力のピークコントロールにより電気代節約に貢献

複数台のEVを同時に充電すると、施設全体の消費電力が一時的に急増し、契約電力を超えてしまうことがあります。この場合、電力基本料金が引き上げられてしまい、運用コストが大幅に増えるリスクがあります

EVolity株式会社のシステムには、ピーク電力を抑制する「ピークコントロール機能」が搭載されており、充電優先順位を踏まえて、充電開始のタイミングを自動で分散してくれます。これにより、契約電力の範囲内で効率よく充電することができ、電気料金の上昇を防げます。

また、走行スケジュールに基づいて計画的に自動充電を行う機能も備わっています。限られた充電器を有効活用して、複数台のEVを効率よく充電することができます。これらの機能によって、長期的にコスト削減効果が期待できます。

まとめ

EVolity株式会社は、EV導入から運用・管理までを包括的にサポートする企業です。丸紅とパナソニックHDの両社が持つリソースを結集して設立されました。導入計画の立案や車種・充電器の選定、リースの提供に加えて、充電インフラの整備まで一貫して対応しています。さらに、EVの運用支援にも力を入れており、運行管理と充電管理の両方を一元的にサポートするクラウドサービスを提供しています。充電忘れやバッテリー残量を通知するアラート機能や電気代節約に貢献するピークコントロール機能を備わっており、スムーズなEV運用に役立ちます。そんなEVolity株式会社が気になる方は、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

迷った方にはこの会社がおすすめ!

EnneEV®:エネーブ

クライアント名の画像 引用元:https://www.nttev.com/

社用車のEV化を検討している企業の皆様におすすめのスマート充電サービス「EnneEV®」。NTTグループの実績と豊富なノウハウを基に、電力コストの削減と効率的な運用をご提案してくれます。さらに、国際規格OCPPを国内初採用しており、将来的な設備の拡張にも柔軟に対応ができます。気になる方はまずは資料請求またはご相談から!貴社のニーズに最適なご提案を受けてみてください。

おすすめのEV充電器設置・導入サービス比較表

イメージ
引用元:https://www.nttev.com/solution/enneev/

引用元:https://rexev.co.jp/smart-chager/

引用元:https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/charge-ment/

引用元:https://ev-charge.dmm.com/

引用元:https://sol.kepco.jp/ev/
会社名EnneEV®:エネーブ(株式会社エネット)レクシヴ(株式会社REXEV)チャージメント(パナソニックホールディングス株式会社)DMM EV CHARGE(合同会社DMM.com)EVパッケージサービス(関西電力株式会社)
特徴ピーク時の電力料金を抑えて、大幅なコストカットに貢献補助金申請もすべて対応脱炭素化に向けた取り組みをトータルサポートDMMならではのプロモーション力大量導入に向けた、段階的な導入の提案も可能
実績導入施設数:299か所
導入台数:1,668台
※2025年3月末時点
記載なし業界トップクラスのEV充電設備販売実績申し込み累計5,000口以上記載なし
サイト上でのシミュレーション
スマート充電
(充電制御での電力代節約)
××
導入後の運用サポート
国際規格OCPP
対応エリア記載無し記載無し記載無し記載無し全国(離島・塩害地域などは除く)
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら