引用元：https://www.ricoh.co.jp/products/list/ev-charger
| 会社名 | リコージャパン株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区芝3-8-2 芝公園ファーストビル |
近年、EVの普及が進む中、充電設備の整備が重要視されています。リコージャパンは、オフィス機器やITソリューションの分野で培った技術力を活かし、電気自動車（EV）向けの充電インフラの普及にも力を入れています。そこで本記事では、リコージャパンのEV充電器の特徴やラインアップなどを解説します。
EV充電器の豊富なラインアップ
リコージャパンは、さまざまな利用シーンに対応するために豊富なEV充電器のラインアップをそろえています。ここでは、リコージャパンが提供する急速充電器、中・急速充電器、普通充電器、V2H（充放電器）について、それぞれの特徴をくわしく紹介します。
急速充電器（ニチコン製 NQCシリーズ）
ニチコン製のNQCシリーズは、EVの大容量バッテリーに対応した省スペース型急速充電器です。三相入力200Vで、出力は25kW、35kW、50kWの3タイプから選択可能です。
このシリーズの特長は、前機種に比べて17%の小型化を実現しながら、出力アップとコンパクトさを両立させている点です。設置場所の制限が少なく、幅狭の設計が求められる場所でも対応可能です。
中・急速充電器（東光高岳製 B11/B9シリーズ）
東光高岳製のB11/B9シリーズは、業界No.1の国内販売実績を持つ製品です。三相入力200Vで、B11シリーズは15kW、B9シリーズは30kWと50kWの出力タイプを提供しています。
B11シリーズは良心的な価格設定でありながら、フル充電が2～4時間で完了します。さらに、薄型壁掛けタイプとなっているため、省スペースでも設置可能です。2024年3月時点で累計販売台数が5,000基を超えており、信頼性が高い充電器といえるでしょう。
普通充電器（日東工業製 Pit-2G）
日東工業製のPit-2Gは、多様な運用に対応する「つながる」普通充電器です。単相入力200Vで、出力は3.2kW、4.8kW、6.0kWのタイプが選べます。
4G通信モデルを選択すれば、遠隔制御や監視が可能で、高い耐塩・耐候性を持っています。また、専用の自立スタンド（別売り）を使用すれば、前面と背面に2台の充電器を設置することも可能です。
普通充電器（Panasonic製 ELSEEV public Mode3）
Panasonic製のELSEEV public Mode3は、充電速度の向上など機能を拡充してリニューアルされた普通充電器です。単相入力200Vで、3kWと6kWのタイプがあり、1台で2台のEVを充電できる省施工タイプです。金属筐体と鍵付きコネクタホルダが標準装備されており、セキュリティ面でも安心です。
V2H（ニチコン製 EVパワー・ステーション®）
ニチコン製のEVパワー・ステーション®は、Vehicle to Home（V2H）システムに対応した充放電器です。3kWのスタンダードモデルと6kWのプレミアムモデルがあり、EVへの倍速充電とEVから建物への放電が可能です。また、停電時には非常用電源としても利用でき、家庭の電力供給におすすめです。
安全性と使いやすさを重視した設計
リコージャパンのEV充電器は、安全性と使いやすさを最優先に設計されています。まず、安全性においては、過電流や過充電を防止するための高度な保護機能が標準装備されており、安心して使用できる設計です。
また、耐久性の高い素材を使用し、屋外での使用にも耐える仕様となっているため、長期間にわたり、安定したパフォーマンスを提供します。使いやすさにも配慮されており、シンプルで直感的な操作パネルや、車両と充電器の接続がかんたんに行える設計が特徴です。
また、遠隔操作や監視が可能な通信機能を搭載したモデルもあり、管理者が手間なく運用できます。このように、リコージャパンのEV充電器は、安全かつ快適に使用できるよう細部にまでこだわった設計で、企業や個人のニーズに対応できる製品となっています。
環境への配慮と持続可能性の実現
リコージャパンは、EV充電器の普及を通じて環境への配慮と持続可能性の実現を目指しています。近年、地球温暖化や環境問題が深刻化する中、再生可能エネルギーの導入と電気自動車の普及が求められています。
リコージャパンは、その一環として、効率的で環境に優しい充電インフラの構築に取り組んでいます。リコージャパンのEV充電器は、低炭素社会の実現に寄与するための先進技術を取り入れており、充電効率の向上やエネルギー管理の最適化を図っています。
さらに、リコージャパンは充電器の設置を通じて、利用者がEVを選択しやすい環境を整え、持続可能な社会の実現を促進しています。このように、リコージャパンはEV充電器の普及を通じて、環境保護と持続可能な社会の実現に向けて積極的に事業を展開しているのです。
まとめ
リコージャパンは、EV充電器の普及を通じて環境への配慮と持続可能性に貢献しています。EV充電器は急速充電器から普通充電器まで多様なラインアップを揃え、ユーザーの多様なニーズに対応しながら、安全性と使いやすさを重視した設計にこだわっています。電気自動車の普及に伴い、充電設備の拡充を積極的に進めており、再生可能エネルギーの促進と電気自動車の充実した利用環境を整えています。また、充電器の選定や付帯設備の提案にも対応しているため、何から検討すべきかわからず悩んでいる方にもおすすめです。
